ダブル・スコープの空売りを追加した

建玉:14,500株

寄り付きの766円で5000株、その後727円で5000株追加した。寄り付き直後にポジションを追加したかったのだが、あいにくミーティングで注文が出せなかった。

ポジションは先日の空売りと合わせて14500株になる。

財務内容からして次の資金調達はエクイティファイナンスではないかと考えていたが、いつ・どれくらいの規模でという点で考察が不足していた。

今後の動向について考えてみようと思う。

まず9月中に必要となる20億円のためには、終値の720円を基準とすると

2,000,000,000 / (720 * 0.9) = 3,086,419 となり、

みずほ証券は最低でも3,000,000万株以上空売りする必要がある。

今日の出来高は1,659,700株。寄り付いた後の下げ足がかなり早かったことから、相当数がみずほ証券空売りだったのではないかと思う。

出来高のうち約100,000株は信用買いの返済と空売りで、寄りと引けの現物の投げは合わせて100,000 〜 400,000株くらいだろうか?

ざっくりと、1,000,000 〜 1,500,000株がみずほ証券空売りとする。そうすると、まだ1,500,000 〜 2,000,000株は売り玉が控えていることになる。

明日は今日以上にリバ狙いの短期資金が流入してくるが、売り玉の残りを考えると大きく下げるのではないかと思う。

外国のファンド勢はどうだろうか。

みずほ証券が売り切る前に権利行使価額を下回ってしまうと十分な資金調達ができず倒産する可能性が高くなるため、すぐには売ってこないだろう。権利行使価額が下がると20億調達のためのみずほ証券の売り玉が増えるので、9月6日以降に権利行使の開示が出るまで下値を叩くような売りは極力控えると思われる。

ただ、ワラントによって資金ショートしかかっていることが周知となったため、その後は少しずつポジションを減らしてくるのではないだろうか。

また、最低行使価額の510円以上であれば残りの枠の調達のために空売りをかける必要があるので、5,000,000万株売りきるまでは上値が重い日が続くと思う。

さらに、現状の株価では最高でも 721 * 0.9 / 850 = 0.763 と調達予定額に満たないため、営業キャッシュフローの赤字と合わせて考えると追加のワラントもあり得る。

基本的にしばらく売りポジションを維持するつもりである。